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2型糖尿病の場合、通常、食事療法や運動療法を行っても十分な血糖コントロールが得られない場合、薬による治療(薬物療法)を考慮します。薬物療法には内服薬つまり飲み薬による治療とインスリン注射による治療があります。内服薬の糖尿病薬はここ十数年の間に新しい薬が次々と登場し大きく変わっています。現在では、大きく分けて5種類(スルホニル尿素薬、速効型インスリン分泌促進薬、ビグアナイド薬、チアゾリジン誘導体、α-グルコシダーゼ阻害薬)の糖尿病の内服薬があります。
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それぞれの薬には特徴がありますので、患者さんの状態を考え、適切な時期に最も適した治療を選んでいきます。
また2型糖尿病でもこれらの内服薬を使ってもさらに十分な血糖コントロールが得られない場合や、肝臓や腎臓の働きが悪い方などにはインスリン療法の適応となります。
特に最近では糖尿病の内服薬を使いつつ、基礎インスリン注射を1日1回注射する「BOT」という療法も注目されています。これは外来でも比較的容易にインスリンを始めることができます。
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さらにこれらの内服薬やインスリン注射とは別に、今後、我が国でもインクレチン関連薬という薬が使われることになるでしょう。このインクレチン関連薬と呼ばれる薬は、今までの糖尿病薬とはまた違う機序で作用する薬です。インクレチン関連薬の中には、体重を減らす効果があるものや、また動物実験においては、膵臓にあるインスリンを出す細胞であるβ細胞の数を増やす可能性なども示されており、今後の糖尿病の治療に大変期待される薬剤です。
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