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水痘ワクチン
2014年10月 1 日から、水痘(みずぼうそう)のワクチンが定期接種に変更となり、 対象になる方は無料で受けられるようになりました。
対象年齢:1才から3才未満(3才の誕生日の前日まで)
接種回数:2回(3ヶ月以上の間隔を空ける。標準的な間隔は6ヶ月〜12ヶ月 )
(2回目の接種が3才を過ぎないようにご注意ください)
※なお、対象年齢の方でも、既に水痘にかかったことのある場合は対象となりません。
(ワクチンを受ける必要がありません)
水痘ワクチンの定期接種化により、水痘にかかるお子さんが大幅に減少しているという報告が、国立感染症研究所から出ています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/varicella-m/varicella-iasrs/5682-pr4241.html
報告によると、小児科定点把握疾患としての水痘患者報告数が2014年11月頃から例年を下回り、2015年は過去10年で最低となっています。
これは、改めてワクチンの効果を実感できた喜ばしい報告です。
定期接種で受けられる方は1歳になったら麻疹風疹ワクチンと共に早期に接種していただきたいと考えています。
また、今まで1回しか接種していなければ、年齢に関係なく2回目のワクチン接種をお勧めします。
(2020.6.9 改訂)